伊勢神宮とは
伊勢とは三重県の南東部にある市の名称ですが、「お伊勢様」など、伊勢神宮のことを称することもあります。
伊勢地方の観光スポットとしては真珠で知られる志摩など名所がいくつもありますが、やはり伊勢神宮はその中心的な存在です。
お伊勢まいりは、伊勢神宮の外宮・内宮の順におまいりするのが古くからの慣わしです。両宮にはそれぞれ「御正宮」があり、御正宮を補佐するように「別宮」が複数あります。両宮それぞれ、御正宮を参拝してから別宮をまわるのが超定番コースです。
伊勢神宮の外宮は、JR・近鉄の伊勢市駅から徒歩約5分でアクセスできます。外宮から内宮への移動は路線バスが便利で、約15分で移動できます。お伊勢まいりの締めに、おはらい町を散策し、おかげ横丁で伊勢うどんなどのグルメに舌鼓をうちましょう。
伊勢神宮の地図
伊勢神宮は外宮・内宮に分散してありそれぞれに別宮があるので、地図で位置関係を確認するのが、参宮の第1ステップになります。地図上では内宮から離れたところにある、伊雑宮や瀧原宮という「遥宮(とうのみや)」も、聖地として知られています。
ということで、伊勢神宮を楽しむには、市内地図と外宮の地図、内宮の地図の3種類があると便利です。手ぶらで到着した場合でも、外宮の「衛士表見張所」、内宮・宇治橋前の「参宮案内所」で地図を配布しているので、ガイド無しの個人参宮でも特に困ることはありません。また、それぞれのマップは公式サイトでも表示されています。
※以下のキャプチャー画像からリンクしてます。
※引用:ttp://www.isejingu.or.jp
伊勢神宮へのアクセス
伊勢神宮は外宮から参宮するのが慣わしで、JR・近鉄とも最寄り駅は伊勢市駅です。名古屋方面からはJR・近鉄でアクセスできますが、京都・大阪からは近鉄特急の利用が断然便利です。
東京方面からは、新幹線で新大阪駅経由で南下する経路が最も自然でしょう。古都として知られる奈良も途中にあるので、奈良観光をコースに入れた旅程もありです。
高速バスでのアクセスには、新宿・池袋から伊勢市駅行きの夜行バスが使えます。あるいは名古屋や大阪へ高速バスで行き、降車地から近鉄特急に乗り換えることでも、伊勢神宮へスムーズにアクセスできます。空路では、中部国際空港(セントレア)から高速船に乗り、津でJR・近鉄に乗り換えるルートがあります。
伊勢神宮の駐車場
伊勢神宮へマイカーでアクセスする際、気になるのは駐車場情報です。外宮・内宮それぞれに400台超の駐車スペースを備えた駐車場がありますが、年間を通して絶えず多くの参宮者が訪れるので、いつでも大丈夫かは多少心もとないものがあります。
伊勢神宮は外宮・内宮それぞれ別宮が複数あるので、車があると参宮はだいぶ楽になります。多くの別宮には10〜30台くらい駐車できる駐車場がありますが、月讀宮には駐車場がないので要注意です。月夜見宮の場合は、外宮駐車場を利用することになります。
観光スポットとおかげ横丁
おかげ横丁は、伊勢神宮・内宮の門前町・おはらい町の中ほどの一角を占めます。江戸から明治の建物が移築・再現されムード満点で、約60軒のレトロな名店が集まっています。
伊勢神宮の参宮で神聖な気持ちに浸った暁には、おかげ横丁の赤福やすし久の「てこねずし」は定番グルメとなります。毎月1日の「朔日(ついたち)朝粥の日」は、各店でお粥が提供されます。おかげ横丁内の「伊勢路 名産味の館」で販売されている伊勢茶、伊勢たくあん、伊勢路道中菓子などの名産品も、お土産におすすめです。